本日の話題~Go to キャンペーン問題~
本日の話題~Go to キャンペーン一部見直し~
こんにちは~
ついに、Go to キャンペーンが見直しとなってしまいましたね。
こればかりは仕方がないというか、国も新型コロナ対策は手探りでしょうから、
多少右往左往してしまうのは当然だと思います。
ただ、同じやるなら言われる前にやるほうが何事も印象がいいのは確かです。
様々な局面で政府の対応が後手後手なのが良くないですよね。
たとえば、学生が親から「勉強しなさい。」と言われることはよくあることですが、
結果的に同じ勉強をするなら言われる前にやっておいたほうが「やる気がある。」と見なされて、後々自分の意思を尊重される地合いを作りやすくなります。
むしろ、いつ見ても進んで勉強をしていたら、「たまには休みなさい。」なんて優しい言葉をかけてもらえるかもしれませんね。
翻って、いつも言われるまでやらないでいると、「私が言ったからやっている。放っておいたらいつまでたってもやらない。」という意識が働いて、どんどん信用を無くしていくのです。
これは損失なのですよ。
結果として同じ勉強をしているから、かかる労力は同じです。
にもかかわらず、それに対して得られる結果がまったく釣り合っていません。
そうすると、「ちゃんとやっているのに評価されない。」と、さらにやる気をなくす無限ループに陥ります。
たとえば、旦那さんが家事の手伝いを進んで取り組むかどうかも同様です。
「~しなさい。」「~してよ。」と訴える人は、本音ではそう伝える前にやってほしいと願っているのです。
なるべくなら言いたくないけれど、言わなきゃやらないから仕方なく言っているのです。
だから、ひどい場合は「進んでやってくれないから、今日も「やってよ。」って"言わされた。"」と、逆に被害者意識を持つ結果になりかねません。
それが不幸の連鎖なのです。
「言われた。」という被害者意識と、「言わされた。」という被害者意識がぶつかって、
どこかで破たんし修復不可能なところまで行ってしまうのです。
ですから、何事も自分で考え、「言われる前にやる。」ことを徹底するべきなのです。
そうすることで、身の回りの物事がうまく循環するようになります。
ただ、この国に蔓延る「出る杭を叩く」現象によって、幼少期より「自ら進んで何かに取り組む意識」を阻害されて育つことも確かです。
せっかくやる気を見せて取り組んだ際に、「なんで勝手にそんなことするの?」といったように正当な評価を得られないで育つと、
自ら考え挑戦しようという気概はどんどん削られていきます。
言われたことだけやっておけば大きな失敗はしませんから、その方が気楽ですしね。
だから、子供を育てるときは結果は二の次と考えましょう。
取り組む姿勢、正しいやり方、飛びこむ勇気。
これを育てれば、結果は自ずとついてきます。
子供の”自力”を育むのが親の務めですね。
と、話が逸れてしまいました。
つまり、こういうときこそ政府は先手を打って取り組んでいかなければなりません。
結果的にやぶれかぶれであっても、大阪府知事のように積極的に動けば、
その能動的行動力に安心や魅力を感じる人たちがいるのです。
「国民を守る。」という強い意志があるものに、国の行く末を委ねたいという気持ちは当たり前ですね。
究極の話をすれば、心から信じられるキャプテンと一緒なら、船が難破し沈んでも、
ある程度覚悟を持てるのが人間です。
そうやって人を付き従わせられる能力のことをリーダーシップと呼ぶのでしょう。
国民の頼れる政府であってほしいと願っています。
さて、相変わらず余計なことを長々と書いてしまいました。
今日とりあげる記事はこちらです。
我が国のメディアというのは、いつだって不安を煽ることしかしませんね。
そりゃ、星の数ほどあるお店の中には「もう駄目かも。」という状態のお店もあるでしょう。
でも、それをいかにも業界全体の声のようにしてタイトルにするのはどうなんでしょうか。
だいたいからして、こういった人の声を混ぜ込んだ記事というのは、記者が欲しい声を寄せ集めたに過ぎないのですよね。
そりゃそうです。
「うちは健全経営なので、いざというときの為に貯蓄が結構あって、なんとかなってます!」なんて記事にしてもおもしろくないですからね。
弱者の声を届けるといえば聞こえはいいですが、些末な問題を大きく見せ過ぎるのも社会にとって有益とは思えません。
そもそも、こういった環境要因に左右されてしまうのは自営業なら当たり前の話ですから、
健全に経営しているところから見れば、「備えが足りなかったのでは?」という話かもしれませんし。
もちろん、苦しんでいる人がいるなら蔑ろにするのは良くないのですが、
政府がいなければ疫病も災害も、今よりもっと酷い有様になってしまうことは想像に難くありません。
政府だって神ではなく人間の集合体なのですから、もれなく救うことは不可能です。
この新型コロナ禍において大事なのはまず「自衛」であって、最初から政府に頼る姿勢でいてはいけません。
同じ読売新聞さんでもこちらは普通の記事です。
この記事だけで良かったのでは?
日経新聞さんの記事はさすがに冷静です。
現状のおさらい、決断に至る背景、これからの展望、それらを簡潔にまとめてあって読みやすいです。
これを読めば、政府がいかに専門家の意見に耳を傾けているか理解することができます。
間違っても某国大統領のように、「マスクはいらねぇ!」みたいなことはしていないのです。
こちらは朝日新聞さん。
読める範囲では冷静に書いてますね。
それから、菅総理の発言全文なんてのも用意してくれてます。
GoTo見直し「国民の命守るため」 菅首相の発言全文 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
まあGo to キャンペーン継続についてちょこちょこ批判してましたから、
実際に見直されて文句をつけるわけにもいかないですしね。
とにかく、政府は万能ではないものの、できる限りのことをしようとしていると思います。
パンデミックの危機に何度も立ち向かったことのある人間なんていないのです。
今回の騒動を「次に活かす」という意味で議論をするのはいいのですが、
現状を批判するだけの人間はただの揚げ足取りです。
今我々に求められていることは、一致団結して国難に立ち向かうことだと思います。
苦しい時こそ、互いの悪い面ばかりを見てしまわないように、
冷静に議論を交わし、皆で手を取り合って慎重に前に進んでいきましょう。
敵は新型コロナであって、我々は皆同志ですよ。