本日の話題~学術会議任命拒否権行使問題~
本日の話題~学術会議任命拒否権行使問題~
おはようございます!
相変わらずアメリカ大統領選挙の話題がゴタゴタしてますね~。
まあでも、またそこに触れると昨日と同じ様な記事になってしまうので、
今日は違うニュースでもなんかないかなぁ~って思ったのですが・・・
こちらも相変わらず野党が躍起になって追及している「学術会議任命問題」くらいのもんで、目新しいものはないですね~。
「学問の自由の侵害だ!」って言いますけど、そもそも別に侵害してないんですよ。
学術会議から外されたって研究者でいられなくなるわけでもないし。
で、そもそも総理大臣に任命拒否の権限があるのか、ということですけど・・・
これ。すごくよくまとめていただいています。
私がまとめる必要がなくなっちゃいましたね~。
私としては、政府は解釈を変更したのだと思ってます。
それを「変更していない」と言い張るから問題が大きくなってしまってるんですよね。
まあ「変更した」と言ったら「勝手に変更するな!」と噛み付かれるのは明白ですから、それを避けたいのかもしれません。
もしくは解釈の変更が法的に難しく、変えるなら法律から変えなければいけないけど、困難が予想されるのでそれを避けているのか・・・。
でも、同じモメるなら国民に対して正直な態度で臨んだほうが良いと思いますけどね。
例え間違ったことをしていなくても、「隠そうとする」「誤魔化そうとする」という行為は他者にとって不誠実に見えます。
自分が間違っていない自信があるなら、誰に何と言われようと正直であるべきだと思います。
(裏を返せば、政府は間違っている自覚があるということも考えられます。その点は注視していかないといけません。)
※全然関係のない話ですが、謝罪会見などでも「素直に認めてすべて謝っておけばここまで大事にならなかったのに・・・」ということありますよね。
なるべく被害を抑えたいと思って真実を歪めようとするのが間違いだと、いつになったら気づくのでしょうか。何事も正直が一番です。
さて、本題に戻ります。
この記事を読んだ感じだと、全体の流れとしてはこんな感じだと予想されます。
あくまで予想なので、あしからず。
①安倍前総理が学術会議の任命の在り方や存在そのものについて疑問を持った。
②学術会議に推薦人数を定数より多く提出させ、その中から選ぶ方式をとることになった。
③学術会議は交渉の末一度は従って111人の候補を提示するも、今回の改選に際しては政府からの干渉を嫌い、推薦者を定数ちょうどのみで提出した。
(ソース)
6人除外経緯の文書 官房長官「内閣府で管理」 野党の提出要求拒否 参院予算委 - 毎日新聞
「事前調整働かなかった」から任命拒否 首相答弁に批判(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
④政府は学術会議の抵抗にご立腹。それならばと定数割れを気にせず6人の任命を拒否。
⑤任命拒否された学者はご立腹!共産党さん、助けてください!
⑥現在に至る
ですから、議論すべきなのは政府がある程度選考に対して裁量を持つことの是非ですよね。
かつての政府解釈との齟齬とか、政府の説明の荒探しとか、ましてや学問の自由の話ではなく、学術会議とは何のためにあって、政府は何を問題と捉えていて、なぜそうなってしまったのか、そこに対して政府が介入することは本当に正しいことなのか・・・
という議論が盛り上がるべきなのです。
さて、現状では学術会議構成員の選考はどう行われているのでしょうか。
内部の推薦で推薦された人がまた推薦しそしてまた推薦を・・・
まったく民主的ではありません。
そもそも推薦というシステムが本当に欠陥システムですよ。
推薦をされたい人はきっと推薦権のある人に媚びへつらうでしょう?
推薦人はそれでいい気になってそれを権力として振りかざします。
本来選考に際して重要にすべき指標より、政治的駆け引きのほうが優先されるような仕組みなのです。
まあ政府の機関でなく自己資金で設立された団体なら自己責任なので、それで内部が腐って崩壊しようが潰れようが別にいいのですが、
政府によって設立され、税金で運営される機関として民主的でないのはいかがなものかと思います。
さらに、税金で運営されているから絶対に潰れないという安心感は、組織の自浄作用を失わせるでしょう。
そこに国民の信託を得た国民の代表としての総理大臣がある程度監督権を行使するのはおかしな話ではないと思います。
あくまである程度ですからちょうどいいバランスを模索するために議論が必要だと思いますが。
世の中全般に言えることですが、戦後間もないころに作られた制度のほころびがあちらこちらで解れてきています。
昔の時代の、昔の問題に対処する為に作られた制度だからです。
だから私たちは、今の時代の、今の問題に対して制度をアップデートさせ続けなければいけません。
そして、それでは問題に対応できないと感じたなら、今度はアップグレードしなければならないのです。
日本国というマシンは、Windows98のまま微細なアップデートで凌いでいるような状況です。
新しい社会環境に合わせてOSを新しくしなければいけない時期はとっくに過ぎています。
どこが問題で、何をすべきなのか。
国民全体で議論を深めていかなければいけませんね。
さて、おまけではありますが、とっておきのいけないニュースをご用意しております!
こちらです。
なんだこりゃ。
この記事なんか意味ある?
なんでもいいから記事作ればいいって話じゃないよ?
案の定、コメントでは菅総理アンチの方々が妄想を膨らませて楽しんでいらっしゃいます。
でもまあ現時点で47コメント・・・アクセス稼ぎにすらなりませんね。
これが仕事だっていうんだから笑っちゃいますよ。
仮に新人の練習にしたってもうチョイまともな物を書いてくれ~~。
共同通信さんってスポーツ新聞でしたっけ???